

【観賞スタイル】
○TV(録画)
【観賞した場所】
○自宅
【オススメな所】
○理不尽な()裁判で戦争犯罪者にされた"豊松"の境遇
○"豊松"が過ごした刑務所での日々
○"豊松"と"房江"のお互いを想う気持ち
【オススメな人】
○人と人との絆を感じたい人
○戦争の後にも続く理不尽を知りたい人
【紹介サイト】
http://www.toho.co.jp/lineup/kaininaritai/ あらすじなどはこちらから
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本作は、
太平洋戦争後の裁判で理不尽な判決を受けた男"豊松"の、家族や周囲の人たちとの絆を強く感じられるお話です。
それまでの幸せな生活を戦争によって一変されてしまった豊松の心情が、環境の変化とともに描かれています。
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理不尽な()裁判で戦争犯罪者にされた"豊松"の境遇――
理髪店を営んでいた豊松ですが、戦争によって、その生活は一変します。
・形式だけの戦争裁判での理不尽な判決
慎ましく生きてきた豊松は、家族と引き裂かれ、戦争犯罪者として長い間、刑務所で生活することになります。
理不尽です。
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"豊松"が過ごした刑務所での日々――
豊松にとって、家族と過ごした日々が一番幸せで楽しかったのは間違いないと思います。
ただ、刑務所の中での生活にも明るい光があります。
同じ境遇に置かれた仲間ができ、一時の楽しい時間もあります。
理不尽な状況に変わりはありませんが、ただただ戦後の暗いお話ではなく、理不尽さの中にある明るさ、楽しさも垣間見えます
これはひとえに、豊松の人柄を表しているように思います
ここは観ていても楽しいと感じられるところです
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"豊松"と"房江"のお互いを想う気持ち――
豊松と妻・房江がお互いを想い合う気持ちが、二人の行動でしっかりと描かれています。
土佐(高知)から東京まで、列車で片道一日半以上もかかるこの時代・・・。
なかなか会えない二人ですが、お互いに家族を守る為、懸命に頑張ります

この想いと行動に、素直に感動です
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理不尽さの中にも、明るさと楽しさがある作品です
映画「私は貝になりたい」
ゼヒ観てみてください
※ここから先はネタバレの可能性があります<(_ _)>※
ここからは、少し内容に触れて書いていきます
○豊松の人柄が生んだ一時の楽しい時間
豊松(中居正広さん)と房江(仲間由紀恵さん)の夫婦や家族の絆以外にも、刑務所の中でいくつかの絆が生まれます。
・大西(草なぎ剛さん)
豊松より以前に刑務所に入っている囚人で、豊松にいろいろ教えてくれます。
SMAPの中居くんと草なぎくんの共演はなかなか味がありました。
・西沢(笑福亭鶴瓶さん)
英語でアメリカ大統領に嘆願書を書いている囚人で、豊松の為にいろいろ協力してくれます。
理不尽さの中でも笑いや元気をくれる存在、すごいです。
その他にも、元上官(石坂浩二さん)や
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