騙す→騙される→騙される→騙す→騙・・・の連続とツッコミの笑いが何とも楽しいです

【観賞スタイル】

○映画館(本編119分)

【観賞した場所】

○TOHOシネマズ 西宮ＯＳ

【オススメな所】

○誰が誰を騙し、誰に騙されているのか分からない展開

○ツッコミで笑いを誘う登場人物たちの楽しい(?)会話

【オススメな人】

○嘘か本当か見抜くのが好きな人

○漫才が好きな人

○好きな出演者がいる人

○騙し合いが好きな人(?)

【オフィシャルサイト】

http://www.sanbunnoichi.jp/ 
あらすじなどはこちらから

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本作は、
最初から騙し合いの連続で、観てる方もどんどん裏切られます

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ツッコミによる笑い――

当然のように、誰が本当のことを言っているのか分からなくなるんですけど、その中で、笑いを誘うような言動が放り込まれているので、疲れません

原作を読んでないので、分からないところはありますが、この笑いの誘い方は、漫才的で監督さんの演出によるところが大きい気がします。

単に、言葉や動き、言い方が面白いだけでなくて、その言動に反応したツッコミで、ついつい笑ってしまいましたなんでやねん!!って

（「漫才ギャング」のイメージが残ってるかもしれませんけど）

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それと、多くの登場人物にスポットライトが当たっている感じが良かったです

タイトルからして、3人がメインで展開する感じにも思いますが、登場人物(ほぼ)全員に魅せ場があったと思います

このあたりの観せ方は、どこまで原作を忠実にしているか、分からないところですが、良かったです

分からないなら、原作を読めっていう話ですが、原作を知らない状態で観て、良かった映画は少し余韻に浸りたいので、余韻から抜け出したときに手を伸ばすようにしてます

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気楽に笑いながら観られて、最後には、そうなるのか～って納得できる、楽しい映画としてオススメです

映画「サンブンノイチ」

ゼヒ観てみてください

※ここから先はネタバレの可能性があります<(_ _)>※

騙し合いで展開していきますが、この騙し合いの広がり方がすごかったですね

単なる仲間内の騙し合いだけでなく、徐々に増えていく登場人物のほとんどが騙すし、騙される感じで展開するので、全然気を緩めることができません

（笑いでどうしても緩んじゃうんですけど）

今回の事件の黒幕的な位置づけで、何人か出てきますし、それぞれのポジションや思惑もしっかり描かれています

その分、誰に感情移入するか、分からなくなってしまうかもしれませんが、この事件を第三者的に観ているのが一番分かりやすくて、楽しみやすいんじゃないかと思います(そうやって観ました)

ゼヒ観てみてください

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サンブンノイチ スタンダード・エディション [ 藤原竜也 ] 価格:2,954円 (2014/9/15 14:32時点)

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最後までお読み頂き、ありがとうございます<(_ _)>

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何も知らずに観ても面白いと思いますが、

原作読んでから観てこその面白さと楽しみ方がある、そんな作品です

【観賞したスタイル】　

○DVD（購入／本編139分）

【観賞した場所】　

○自宅

【オススメな所】

○息をつかせないテンポの良い展開

○どんどんと追い詰められていく緊張感

○原作を忠実に映像化している感じ

【オススメな人】　

○伊坂幸太郎さんの小説が好きな人

○小説「ゴールデンスランバー」を読んだ人

○何気ない日常の感動を忘れた人(?)

【オフィシャル(?)サイト】

http://www.toho.co.jp/lineup/goldenslumber/

あらすじなどはこちらから

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

本作は、

身に覚えのない”首相暗殺”の容疑を掛けられた青年による無実を証明する為の逃亡劇です

原作を買って読んで、映画館で観て、DVDで買って観ました
（TVでの放送でも観ましたね）

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なぜ、こんなに何回も観ているか

・原作が面白かった

これは何回も観る前提ですね

・原作を忠実に映像化している

細かな台詞まで同じになっています

・期待したところで、感動、笑い、緊張を感じられる

次の展開が分かっていて、次来るぞって待ち構えていてもです。

このような楽しみ方があるので、ついつい観てしまいます

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原作モノの映画化を楽しむ方法――

原作がある映画は原作の方が面白いから、あまり観ないという方もいるかと思いますが、原作モノの映画には2つの楽しみ方があると思います

１．映画を楽しんで、原作に触れてその世界を深く知る
映画を観て、原作を観る、読むパターン

２．原作を堪能して、映像化した世界を楽しむ
先に原作を楽しんでから映画を観るパターン

原作を堪能して、伊坂ワールドを知ってから観ると、より楽しめるのではないかと思います。

本作では、２．のパターンをオススメします

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これは、ちょっとヨダンですが・・・

伊坂作品はいろいろな共通点があります

・舞台はほぼ現代の日本（主に仙台）
・現実に少しのファンタジー
・愉快な登場人物たち
・様々な振り、伏線がつながる驚きと感動

・読み手に想像させるような結末

このあたりが面白いところですね

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本作で初めて伊坂作品に触れた場合、

・内容が分かりにくい

・現実にはあり得ない

・結末がちょっと納得いかない

ということを聞きます。

聞きますが、ここも楽しめるところだと思います

ここまで、色々書いてしまいましたが、普通に観ても十分楽しめると思います

ゼヒ観てみてください

※ここから先はネタバレの可能性があります<(_ _)>※

ここから先は、ちょっと細かめに良かったところを書いていきます

○良かったところ

１．原作の魅力的なキャラクターがほぼそのまま描かれていたところ

特に良かったのは・・・樋口の娘，青柳の父

２．日常では絶対泣けないようなことで感動できるところ

・車のエンジンがかかる
・“痴漢は死ね”という言葉

３．全体的に原作から大きな変更箇所がなく、そのまま映像化していたところ

・原作がエンターテインメント性を詰め込んだ作品ということで、原作そのまま映像として観たいという期待通りでした。

他にも映像化された伊坂幸太郎作品があり、設定や展開、ラスト等が変更になっていることが多いものの、世界観やキャラクターは伊坂ワールドが活かされたものになっていると思います。
（これらについては、いずれご紹介できればと考えています）

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ただ、本編中にいくつか解決しない謎もあります。

・なぜ青柳がターゲットとなったのか・・・
かつてのヒーローが転落した方が受け入れられやすいから等が考えられます。

・青柳を犯人に仕立てあげる巨大な組織の正体は・・・
その正体は最後まで明かされません。

映画では本来、この部分の解決を観たいと思う方が多いかと思いますが、そこは作品に触れた人それぞれが想像するという原作の楽しみ方をそのまま再現しているので、そういう楽しみ方をしてみると良いかもしれません。

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最後にもう一度、普通に観ても、原作を読んでから観ても楽しめる映画だと思います

ゼヒ観てみてください

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ゴールデンスランバー – 伊坂幸太郎

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